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過去記事

「クロノ・トリガー」一番好きなゲームの話

投稿日:2018年10月20日 更新日:

こんにちは、ゴヨウです。

これまで繰り返し何度もプレイしたゲームと言えば、「ドラクエ」「スーパーマリオ」「ゼルダ」「ゼビウス」などなどたくさんありますが、その中でも特に繰り返しプレイしたゲームを挙げるとするならば、間違いなく「クロノ・トリガー」を挙げます。

ゲーム雑誌でも殿堂入りするなど、高評価でファンも多いと思います。

発売する前から、前評判も高く注目されていました。

なぜならば、ドリームプロジェクトと銘打って、ドラクエのエニックスと、ファイナルファンタジーのスクウェアがタッグを組んで世に送り出すということで、どんなスゴイものが飛び出すのだろうという期待感がありました。

実際、期待通り、いやそれ以上の名作になりました。

今の時代は3Dが当たり前になっているので、2Dのゲームはチープに感じてしまうかもしれませんが、それを割り引いたとしても、ストーリー、音楽、ゲームバランスが秀逸なのです。

ゲームバランスについては、「つよくてニューゲーム」という機能があるため、最終的には破綻するのですが、それを感じさせない仕掛けや演出があるので、飽きずに続けられます。

音楽は、「光田 康典」氏が手がけています。
今でこそ、多数のゲーム音楽を手がけたり、音楽プロデュースをしていますが、彼の作曲家デビューがこの作品でした。

エニックスが関わっていたので、最初は「すぎやま こういち」氏が手がけたものと間違われることが多かったそうです。

クロノ・トリガーの最も大きな魅力のひとつは、このゲーム音楽にあります。

今回は、この「クロノ・トリガー」を独断と偏見に満ちたご紹介をしたいと思います。

クロノ・トリガーの魅力的な音楽

クロノ・トリガーという作品は、王国千年祭の朝、主人公クロノが母親に起こされるところから始まります。

そこで流れてくる爽やかなメロディ、千年祭の賑やかな雰囲気、楽しげな空気感が伝わってきます。

そこからある事件が発生し、様々な時代を駆け巡ることになります。

行き着いたそれぞれの時代にマッチした音楽が物語を盛り上げてくれます。

中でも私が一番好きな曲は、B.C.12000年、氷河期と魔法全盛の時代、ここで流れる「時の回廊」という曲がとても印象的で、ゲームのプレイを止めて聴き入ってしまうほどでした。

もうひとつ感動的な楽曲があります。
これは、物語の途中で主人公クロノを失ってしまうのですが、いくつもの困難を乗り越えてヒロインたちがクロノを救出して復活させます。

クロノが復活して、ヒロインであるマールが抱きしめるシーンで流れているBGM「クロノとマール ~遠い約束~」というタイトルの曲が、感動的で涙を誘ってしまいます。

この曲もプレイを止めて聴き入ってしまいました。



クロノ・トリガーの壮大なストーリー

【現代(A.D.1000)】
ガルディア王国の千年祭でヒロインの一人である発明好きのルッカがテレポッド(転移装置)の実験を披露していたところ、もう一人のヒロインであるマールが実験台として参加するが、姿を消してしまう。

主人公のクロノが彼女を追いかけ、時空を超えた冒険が始まっていきます。

【中世(A.D.600)】
この時代は、魔王軍と戦闘を繰り返していた時代。
勇者サイラスとグレンが魔王との闘いに敗れ、王国は窮地に立たされている。

この時代のBGMとして流れている「風の憧憬」も名曲の一つです。

【未来(A.D.2300)】
この時代は、ラヴォスの日と呼ばれる世界崩壊後の未来で、人類はかろうじてドームと呼ばれる施設で生き延びています。
暴走したロボットやミュータントが暴れ回っており、人類は生きる希望を失っていました。

クロノたちは、自分たちの世界が迎える結末を知り、ラヴォスを倒し、この世界を救うために立ち向かっていくことを誓います。

【原始時代(B.C.65000000)】
はるか太古の昔、この時代は原始的な生活をしている人類と、高度な文明を持つ恐竜族が生き残りをかけて戦っていました。

空には赤く大きな星が怪しく輝いています。
この赤い星は、エイラ率いるイオカ族の言葉で、「ラ(火)」「ヴォス(大きい)」という意味で「ラヴォス」と呼んでいました。

【古代(B.C.12000)】
ラヴォスが地球に衝突した影響で、地上は氷河期を迎えていました。

この時代は、魔法力を持つもの(光の民)と持たないもの(地の民)に分かれています。
魔法力を持たないものは、地上で氷河に凍えながら生き延びています。
一方、魔法力を持つものは、浮遊大陸を築き、ジール宮殿で暮らしていました。

【ラヴォスの日(A.D.1999)】
B.C.65000000の原始時代に宇宙から飛来したラヴォスは地中深く潜り、この日まで力を蓄えていました。

そして、とうとうラヴォスが地上に姿を現し、世界を破滅へと導いていきます。
のちにラヴォスは星に寄生して、その星のエネルギーを吸収して滅ぼす寄生虫のような存在であると説明されています。

【黒の夢(B.C.12000~A.D.2300)】
古代の海底神殿でラヴォスを呼び覚ました後に現れた浮遊神殿。
ラヴォスの邪悪な力に取り憑かれた女王ジールが潜んでいます。

古代以降のすべての時代に姿を現し、ラストダンジョンとなっており、魔物と化した女王ジールと戦うことになります。
ジールを倒すと、ラヴォスへとたどり着くことができます。

このダンジョンに入らなくても、ラヴォスにたどり着く方法はいくつも存在しています。

【時の最果て(∞)】
どの時代にも属さない忘れられた場所。
全ての時代につながっており、時の番人がひっそりと佇んでいる。

意志を持ったシルバード

パーティーのメンバーに入れることは出来ませんが、乗り物であるにもかかわらず、名前をつけることができます。

作品上、名前をつけることができるようにしているということは、パーティーとして組むことは出来ないけど、地球を救うために一緒に戦う仲間として位置づけられているということだと思っています。

実際、古代に戻った後、浮遊大陸が落下した後、自らの意思で主人公たちを追いかけるように地上に流れ着いたと、地の民の長老が話しています。

翼を手に入れたシルバードで自由にタイムスリップできるようになると、シルバードでラヴォスの日にも行けるようになります。

シルバードでラヴォスの日に向かうと、ラヴォスの外殻と激突し大破してしまいますが、パーティーは外殻と戦わずにラヴォス内部へと進むことができます。

クロノ・トリガーにちなんだ名前

この作品は、「鳥山 明」の世界観がふんだんに盛り込まれているのですが、その一つがキャラクターやもののネーミングです。

「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」などで出てくる名前も食べ物にちなんだものなどが出てきますが、クロノ・トリガーでは、タイトルにちなんだものが色々と登場します。

すべての時代の存在が力を合わせて、地球に寄生する「ラヴォス」を倒し、地球の未来を救うことがこの物語の目的となっています。
したがって、時間、空間を超えた冒険であるため、時を司る神「クロノス」という名前にちなんだものが多く登場します。

【黒の夢】
主人公クロノの名前にちなんでいます。
クロノという名前自体も、時を司る神「クロノス」から名付けられていますね。

この建造物は、海底神殿でラヴォスを呼び覚ましたことで、古代以降のすべての時代に時空を超えて同時に現れた浮遊神殿です。
黒の夢内部はすべての時代につながっているという趣旨のメッセージもあるのですが、ラヴォスが地上に現れて以降の未来では、扉が固く閉ざされています。

【黒鳥号(くろとりごう)】
ジール王国崩壊後、新王と自称するダルトンが乗っている飛行機。
主人公たち(この時点ではクロノ不在)は、ダルトンに装備や所持金を奪われ監禁されます。

ここで、ダルトンはシルバードも盗み、翼を付けて「スカイ・ダルトン・ギョクーザ」と名付けています。
そのおかげで、このイベント後にシルバードを取り返すと、乗ったまま自由にマップ移動できるようになります。

【くろのいし】
クロノ・トリガーでは、2人連携や3人連携の協力技を使用することができます。
特定のキャラがパーティーに参加していて、特定の魔法や技を習得している場合に強力な技を発動することができます。

その中で、いくつかの3人連携技は、特殊なアイテムが必要になります。

くろのいしは、ダークエターナルという冥属性の技を発動するために必要になります。
この技は、マール、ルッカ、魔王の3人がパーティーに参加していることが条件になります。

このアイテムもクロノをもじっていますね。

【クロノ・トリガー(時の卵)】
作品タイトルそのままの重要アイテムです。

クロノとは、時の神「クロノス」に由来し、時間を表しています。
トリガーは、引き金、原因、きっかけという意味です。

クロノ・トリガーは、「時の引き金」という意味を持ちます。

この重要アイテムは、主人公クロノが命を落とした後、仲間たちがクロノを取り戻すために必要となるものです。

「うまくいくとはかぎらない。だが結果のために行動するわけじゃあるまい?
 行動するから結果がついて来る・・・。そのはずじゃ。」

時の賢者から投げかけられた言葉は、ゲームの中のキャラクターに向けられただけじゃなく、プレイしている人にも向けられているように感じました。



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